ネモ 歌詞
それから、
産まれたての 影を遊ぶ 山吹きの梢を
過ぎて行けば 真夜中 風のない坂道に
香り立つ花模様 けものの速さで 歩く
溶かしながら 浮かびながら 逃げて 夢の跡
花咲く森は
真夜中を忘れ 月の光に戻る
瑠璃色の 夜明けも待てず
柊の葉に 気をとられるから
うまく踊れないのさ、おかしいかい?
もう家へ帰ろう
そのまま、
朝日を浴びて 幾夜越えて 崩れてしまう頃
街はとても綺麗な 光を帯びながら
騒がしい花模様、退屈な笛が響く
-汚れた指で窓を開けて 僕を探して-
溶かしながら 浮かびながら 指をつなげて
花咲く森は 真夜中を忘れ 月の光に戻る
瑠璃色の 夜明けも待てず
柊の葉も すぐに枯れるから
きっと誰よりもうまく踊るから 黙って見てて
そして そこから また始めればいい
朝日を首にうけて 手をとって 幾夜越えて
崩れながら 家へ帰ろう